皮膚科専門医ブログ

2018.08.31更新

【眼瞼黄色腫について】
上下のまぶたや頬などにできる黄色っぽい扁平でやや隆起したもので、脂質を貪食した泡沫細胞が皮膚から筋層レベルまで存在します。眼瞼黄色腫は高脂血症によく合併すると思われがちですが、実際には3分の1程度にしか高脂血症を伴いません。また一度蓄積した泡沫細胞は自然には消失しないので、治療としては、手術的に除去するか、あるいはレーザーによる除去しかありません。

【当院が得意とする眼瞼黄色腫の治療法】

他院では炭酸ガスレーザーを使用している場合がほとんどです。当院は炭酸ガスレーザーも所有していますが、眼瞼黄色腫の治療には最新式のエルビウムヤグレーザー、ACTIONⅡをを使用します。なぜなら、エルビウムヤグレーザーは波長2940mで水に対する吸収率が非常に高いため、周囲組織への熱損傷が炭酸ガスレーザーの半分以下であることが判明しているからです。

エルビウムヤグレーザーによる治療は炭酸ガスレーザーよりも傷の凹み、色素沈着、瘢痕のリスクが少ないと考えられます。それではなぜ、他院では炭酸ガスレーザーを未だに使用しているのでしょうか。

まず、エルビウムヤグレーザーはかなり高額な機器(高級外車くらい)です。炭酸ガスレーザーの軽く5倍はします。従って、新規の開業や症例が少ないクリニックでは採算が合わないため導入しません。また、エルビウムヤグレーザーはとても精密なため(切れ味がいい)、施術後の出血などのコントロールが必要で、レーザー治療の経験が少ない医師には扱うことが難しいのです。

【治療例】

 

治療前

施術後2カ月

治療後6か月

上から治療前、治療後2カ月、治療後6か月です。

2,3ヶ月は軽度の赤みが残りますが、6ヶ月後にはほぼ目立たなくなっています。

【施術料金】

 1カ所 20,000円+税(2cmまで)

 

 

 

 

 

 

投稿者: 投稿者 医療法人社団麗美会

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