Qスイッチレーザー・レーザートーニング

Qスイッチアレキサンドライトレーザー

どんな症状に適しているの?
どんな症状に適しているの?

当クリニックではサイノシュア社の最新型Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Accoladeを使用しています。
Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、しみやそばかす等のメラニン色素を含む組織だけに選択的に吸収されて、それらを熱破壊することで、老人性色素斑(いわゆるしみ)、雀卵斑(そばかす)、光線性花弁状色素斑などのしみをほぼ1回の照射で除去しやすくなります。また、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、太田母斑やなどの皮膚の深いところに沈着したしみも数回の治療で除去が期待できます。さらに、刺青(タトゥー・アートメイク)の除去にも期待できます。

痛みや傷跡は大丈夫?
通常痛みは軽度(輪ゴムではじかれるくらい)ですが、当院ではなるべく痛みがない治療を心がけておりますので、照射前に局所麻酔のテープ(ペンレス)を貼ってきていただいております。 また、当院のQスイッチアレキサンドライトレーザーは一般的なQスイッチルビーレーザーや、Qスイッチヤグレーザーと比べて色素沈着、色素脱失、瘢痕などが残るリスクが少ないことが特徴です。
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

治療後のケアは?

レーザー照射後は、1週間は肌色のテープによる保護が必要です。
当日より、洗顔・化粧が可能ですが、テープの上からおこなっていただきます。
テープを貼らないでコンシーラーなどでカバーするだけの施設もありますが、より良い結果を出すためには、やはりテープ保護をおすすめします。かさぶたがはがれてから3ヶ月ほどは遮光(UVカット)が重要で、露出部分には日焼け止めクリームなどの外用が必要になります。
また、施術後数週間で、一時的な色素沈着が生ずる場合もありますので、その際には当院のレチノインクリームやハイドロキノン・ジェルを使用していただきます。
また当クリニックではピーリングやレーザー照射後の肌に使用できる院内オリジナル化粧品も取り扱っていますのでアフターケアも万全です。

レーザートーニング

レーザートーニングとは?

これまで肝斑に対してQスイッチレーザーは禁忌とされてきましたが、その肝斑への新しい治療の試みとして、トップハット型のビームプロファイルを持つQスイッチレーザーを適度なパワーで照射するレーザートーニングが効果あると学会発表されています。
その作用機序については現在のところ解明されておりませんが、肝斑を刺激しない程度のパワーでレーザー照射することでメラニンが徐々に排除できるのではないかと考えられています。肝斑以外にも、くすみや光老化した肌にも効果が期待でき、キメやハリの改善を実感される方も多いです。

レーザートーニングの原理
一般的なQスイッチレーザーでは、レーザービームのエネルギーは中央部分と周辺では不均一で、中央部分が最も強くなり、辺縁にいくほど弱くなります(ガウシアン型といいます)。そうなるとパワーが弱すぎる辺縁の部分では効果がみられず、強すぎる中心部では炎症を起こして肝斑が悪化する可能性があります。ですから今までQスイッチレーザーは肝斑に対しては禁忌とされてきました。当院が導入しているレーザーは最新のQスイッチレーザーで、レーザーのエネルギーが中央部分と辺縁で均一(トップハット型)であり、さらに肝斑を刺激しない程度の低いパワーで照射できるので肝斑治療に効果が期待できます。
従来のQスイッチレーザー
ガウシアン型
レーザートーニング
トップハット型
ビームプロファイル

均一に照射されずパワーにムラがあるため、強く照射された部位の肝斑を刺激して悪化させる。

均一に照射されずパワーにムラがあるため、強く照射された部位の肝斑を刺激して悪化させる。

中心から辺縁まで均一なパワーで照射されるので、肝斑を刺激せず、効果的にメラニンを除去できることが特徴。

中心から辺縁まで均一なパワーで照射されるので、肝斑を刺激せず、効果的にメラニンを除去できることが特徴。

イメージ

強すぎる部分があるため炎症をしてしまう。

強すぎる部分があるため炎症をしてしまう。

ちょうどよいパワーでメラニンを除去することができる。

ちょうどよいパワーでメラニンを除去することができる。

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